法人がETCマイレージサービスを利用するには

平成26年4月1日より、ETCの新しい割引制度「ETCマイレージサービス」が開始しました。

一般の方はもちろんですが、企業・法人の方もこの割引制度はぜひ利用したいですよね。

しかし法人でもこの割引制度は利用できるのでしょうか?

その辺りについて整理してみました。

法人でも利用できるの?

法人名義のETCカードでもマイレージ登録できます。

ただし、1つの車載器に登録できるカードの条件は、同居の家族名義か、同一事業所のものが4枚まで限定されています。

会社で複数のカードを所有している場合には、どの車載器で登録するか注意が必要となります。

なお複数枚のカードを登録した場合、それぞれのカードにポイントが付与され、複数カードのポイントをまとめることはできません。

どうやって登録するの?

法人名義のETCカードを用意した上で、ネットから登録することが出来ます。

ETCマイレージサービスの登録はこちらから

なお、登録はカード単位となりますので、複数枚登録したい場合は、その都度上記ページから新規登録します。

法人名義のETCカードを作るより協同組合に加入したほうが色々お得です!

上記で紹介したETCカードは、個人が利用するものと同じETCカードを法人名義で作成した場合となります。

しかし法人がETCカードを作ってマイレージを貯めたいのであれば、もう一つ方法があります。

それは「協同組合」に加入することです。下記で紹介する協同組合が発行するETC法人カードを利用すると、マイレージの登録を協同組合が行ってくれるため、自社でマイレージ登録を行う必要はありません。(手数料が発生します)

マイレージが貯まる以外にも嬉しいETC法人カード

社用で車を運転する時、経営者や社員が私用で持っているETCカードを使用していませんか?

この場合、ETC利用後に所有者からETC料金を請求してもらう必要があり、経費精算などに手間が発生しますし、マイレージは所有者のものとなってしまいます。

経営者名義のETCカードを社員に渡した場合、必要以上にETCカードを利用される可能性もあります。

とはいえ一般的な個人用ETCカードはクレジットカードとペアになっているため、法人名義のカードを作ろうとすると業績審査などにより、個人事業主や設立したばかりの新会社では法人名義のカードを作るのが難しいことも多々あります。

そこでこのような手間やトラブルを解消・回避してくてくれるのが「ETC法人カード」です。

  • クレジット機能がないから取得しやすい
  • 1枚のカードで使いまわしが出来る
  • 利用明細をまとめることが出来る
  • 一括後払いできる(引き落とし可)
  • 車両追跡ができる
  • 時間帯割引が利用できる

など、マイレージが貯まる以外にも、メリットが盛りだくさんです。

たとえば、社員が自分の車で営業活動や社用のための移動を行っている場合やレ仕事でレンタカーを使いたい場合でも、ETC法人カードを利用することができ、経理や管理が楽になります

ETC法人カードを取得するなら、ぜひ『協同組合』に加入しましょう。

注意ポイント

ETC法人カードではマイレージサービスが利用できますが、大口・多頻度割引が適用されるETCコーポレートカードではマイレージが利用できません。ETCコーポレートカードとは

マイレージサービスが利用できる道路一覧はこちら

オススメの協同組合

高速情報協同組合(ETC法人カード)

組合員数1万人を超えるETC法人カードを発行する協同組合の中でも大規模な協同組合です。ETC法人カード1枚あたりの発行手数料/年間手数料はともに540円(税込)です。

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